よくある質問

よくある質問

Q.本人じゃなく、家族がカウンセリングに行ってもいいですか?
A.ええ、ぜひお越し下さい。依存症を含め、心の病やパーソナリティ障害の治療は、本人の自主的かつ継続的な通室が大切ですが、それと同時に、家族(親・兄弟、配偶者)の協力が不可欠です。「本人を連れてこなければカウンセリングが成立しない」ということはございませんので、どうぞご安心してお越し下さい。

Q.そちらで薬を処方していただくことは出来ますか?
A.私は、心理系唯一の国家資格である公認心理師を持っているカウンセラーです。精神医学にも詳しく、お薬の相談にもよく乗っているカウンセラーです。けれど私は、同じく国家資格である医師免許は保持してないので、薬は処方することが出来ません。診断書も書くことができません。悪しからずご了承ください。

カウンセリングのご予約はこちらからお願いします。
電話でもオンラインのZoomでもカウンセリングを承っています。
ぜひ、こちらのメルマガをお読みになられることをお勧めいたします。


Q.カウセリングルームおよび病院を紹介して下さい。
A.はい、承知しました。どうぞ電話・Zoomによるカウンセリングをご利用下さい。
あらかじめ、自分なりに「これは」と思うカウンセリングルームを見つけておくと、有意義な時間を過ごせるかと思います。

Q.私は、長年、〇〇の症状で苦しんでいるのですが、カウンセリングで良くなるでしょうか?
A.わかりません。申し訳ございません。
会ったこともない貴方に無責任なことは言えません。どうぞ面談カウンセリングおよびオンライン(Zoom)カウンセリングをご利用下さい。合わせて、カウンセリング3つの壁を読んで頂けたら大変に嬉しいです。
私のカウンセリングルームは、おかげさまで混んでおります。通う必要のない人を無理やり通わせたり、長く通わせるために回復を遅らせるようなことは絶対にしませんので、どうぞ安心してお越し下さい。

Q.どのくらいの頻度で、どのくらい通わなければならないですか?
A.特に決まっておりませんが、隔週(2週間に1度)で通われている方が圧倒的に多いです。もちろん、週1で通われてらっしゃる方もいますし、月1で通われてらっしゃる方もいます。 また、しばらく来なかった方が、思い出したように突然(予約はありますが…)来ることもありますし、1回きりで症状が緩和され、通う必要のなくなる方もいます。
中には、月イチで数10年も定期的に通われている方(この方は「私、先生のところに一生通いますから、私より先に絶対に死なないで下さいね」なんて言ってくれています)もいますが、多くの方は2~3ヶ月ぐらいで卒業されます。
カウンセリングルームによっては、初回に十数枚のチケットを買わせているところも多々ありますが、私のカウンセリングルームでは、そのようなことはしておりませんので、どうぞ安心してお越し下さい。通う頻度や期間に関しては、最大限、クライアントのお気持ちを尊重いたします。

Q.カウンセラーになりたいのですが、どうすればいいでしょうか?
A.まずは、こちらの電子書籍を読むことからです。それが1番早いです。全ては、そこから始まります。あと、カウンセラーへの道も読むことをおススメします。


Q.性格って変わるのですか?
A.はい、性格は変わります。 必ず変わります。
けれど、簡単には変わりませんし、スグには変わりません。

性格は、「変わればいいなあ。性格を変えることが出来たらいいだろうなあ」というような弱い意志では変わりません。けれど、正しい努力(正しい努力です)をすれば、必ず変わります。私は、カウンセラーという仕事をしていて、変わった人をたくさん見て来ましたので、それは断言できます。

「性格なんて変わらない」とおっしゃる方がいます。 が、それは気質のことを言っているのだと思います。気質は、変わりません。一生変わりません。そう、それは、変わらない性格を指して、気質と呼んでいるからです。

「気質とは何か?」と言うと、それはひとことでは答えられません。 強いて言えば、外界とどう関わっているのか? 外界とどう結びついていると認識しているのか? ということになります。 ただ、それは生まれつきのものである、ということは言えると思います。「生まれたばかりの赤ちゃんは、真っ白な存在であって、性格などない」というのは誤りです。子どもを何人も育てたことのあるお母さんなら、それは経験として知っています。「何故、生まれたばかりなのに、性格があるのか?」と言うと、それは非常に難しい問題ですが、「遺伝がほとんどと、残りは、胎児の時代に作られたものではないか」と推測されます。

遺伝というのは、親に似るという意味ではありません。親が持っているものが出たということです。ちなみに、親が持っているものであっても、親自身にも出ていないことはたくさんあります。

気質(生まれつき性格)について語り出すと、誤解をどんどん生み出してしまいそうです。 ですから、ここでは、これ以上触れないことにします。 もっと詳しく知りたい方は、どうぞキャラ診断アドバイザー協会名古屋のサイトをご覧下さい。

性格は4重構造になっています。 というより、4重構造になっていると考えた方が理解しやすいということです。 性格の核とも呼べる気質については、ほんの少しだけ説明しました。 ここでは、これ以上説明しませんが、ひとことだけ言わせて下さい。気質は変わりません。だから変えようとするものではありません。また、気質に良いも悪いもありません。大切なのは、自分の持っている気質を知り、それを愛し、それを活かして生きることです。

次に、気質を包むように、狭義の人格があります。 こちら(狭義の人格)については、エゴグラム性格診断で、概ね知ることが出来ます。 狭義の人格については、幼少期の頃に、ほぼ形成されます。これは、養育者(親であることが多い)の責任であり、本人の責任ではありません。この狭義の人格については、大人になってからは、もう多くは変わりません。(少しは変わります) 後は、それをどうやって活かすか? ということになります。これについては、親の責任ではなく、本人の責任です。くりかえします。狭義の人格を形成したのは養育者の責任ですが、それを維持しているのは本人の責任です。

次に、狭義の人格を包むように、習慣的性格があります。 ここが1番大事で、この部分が努力次第で、いかようにも変わるところです。「何故、大事か?」と言うと、人は、習慣的性格で、人や物や事態に接しているからです。「性格が悪い」と称される人は、悪しき習慣を持っている人という意味です。習慣的性格は、「人とどう接するか?」ということが主で、そこで発揮されます。 例えば、人にいきなり足を踏まれたら、痛いと思うでしょうし、腹を立てるかもしれません。が、そこで「バカヤロー」と言うか、「恐れ入ります」と言うかで、その人が評価され、その人の価値が決まってくるということです。ニッコリ笑って挨拶するか、そっぽを向いて挨拶するかで、「愛想のいい人だな」とか「無愛想な奴だな」と思われる、ということです。

通常、人が人を指して「〇〇さんは、こういう人だよ」というのは、この習慣的性格を指していっているに他なりません。もっと大雑把に言えば、この習慣的性格は、態度と言ってもいいかと思います。私が「性格が変わる」と言っているのは、この習慣的性格のことを指して言っているのです。 自分の習慣的性格が変われば、人が自分に接する態度も変わってきます。そこで、より幸福を感じるようになったり、不幸を感じるようになったりするということです。習慣的性格については、自分自身に対する評価(自分が自分をどう見ているか)と、他者から自分はどう扱われているか、どう評価されているかによって知ることが出来ます。いわゆる、「他者は、自分の鏡である」ということです。

次に、習慣的性格を包むように、役割性格があります。 この部分は、時や場合や状況によって、意識的・無意識的に、瞬時に変わったり変えたりします。皆さんだって、会社にいる時の自分と、家にいる時の自分と、友達と一緒にいる時の自分は違うでしょ? そういうことです。大人になるということは、この役割性格を、社会に適応するよう上手に変えていくことが出来るということです。私だって、講師でいる時と、カウンセラーでいる時と、プライベートでいる時では、全然違います。 時々、「人は二重人格であってはならない。誰に対しても同じように接するべきだ」とおっしゃる方がいますが、それは間違っています。その人が言う、「二重人格がいけない」というのは、「二重のうちの一つが、良くない人格だから、不適切な人格だからいけない」という意味です。二重の、どちらも良い人格・適切な人格であれば、それで問題ないわけです。

⇒ ご自分の生まれつき性格を正確に知りたいのであれば、キャラ診断を受けることをおススメいたします。詳しくは、キャラ診断アドバイザー協会名古屋へお問い合わせください。

前置きが長くなりました。(でも大事な前置きでした)

① 性格を変えるためには、まず自分自身を知らなければなりません。 出来れば、気質も、狭義の人格も、習慣的性格も把握しておいた方がいいです。 実はここが、1番難しいところです。そう私たちは、自分のことをよく知っているようで、案外よくわかっていないのです。

② 次に大切なのは、「どんな人になりたいか?」ということです。 この場合の「どんな人?」というのは、習慣的性格のことを言います。性格を変えるということは、習慣的性格を変えるという意味です。習慣的性格が変われば、人からの評価も変わってきますので、その奥の、狭義の人格も少しずつ変化していきます。

③ 最後に、なりたい自分になるべく、行動を変容させていくことです。 習慣的性格は、行動の束です。そう、行動の束が、習慣的性格なのです。だから、行動を変えていくのが大切なのです。

地図で例えて言えば、 今自分は、何処にいるか? 次に、どこに行きたいか? 最後に、実際にどのような手段で行くか? を決めて出発する! ということです。

多くの方は、今自分が何処にいるのか把握しておりません。だから、北に行けば目的地に着くのか、南に行けば目的地に着くのか、わからなくて迷うのです。そして、さらに、自分が行きたい場所が、本当に自分の望んでいる場所なのか、非常に疑わしいところがあります。 実際、人が「いい」と言っていたからという理由で、なんとなく自分も行きたい場所であるような気がしている…ということは少なくなく、実際に行ってみて「ちょっと違うな」と感じることは、かなり多いかと思います。最後、行きたい場所が決まったら、行く方法(歩きなのか、バスなのか、電車なのか、飛行機なのか)を決めて、準備を整えて、実際に出発することです。

おさらいです。 自分の性格(習慣的性格)を変えるためには、 まず、自分の性格(気質・狭義の人格・習慣的性格)を知ること、 次に、なりたい自分を見つけること、 そして、具体的に行動を起こしていくことです。

自分のことを嫌っている人は、自分と正反対の性格になろうとします。が、それは徒労と挫折に終わることが多いです。大切なのは、自分の性格(気質・狭義の人格)を生かしながら、習慣的性格(態度・癖のようなもの)を変えていくということです。 それから、なりたい自分ですが、「優しい人になりたい」とか「強い人になりたい」等という目標では、ペケです。そのような、誰にでも思いつくような安易な目標を立てると、挫折感と敗北感に打ちひしがれるだけです。目標は、より具体的でなければならず、達成していっているのかどうか、わからないような目標ではよくないということです。

自分の性格を知るためには、性格診断を受けてみること、内省すること、感情を交えて本音でトークすること等が必要です。(注)そう、本音で話をすることによって、はじめて自分という人間を知ることが出来るようになるのですよ。 自分の真の性格(気質・狭義の人格・習慣的性格)を知ることが出来れば、「自分という人間は、どのような状況だと、幸福を感じられるのか?」が、わかりますので、なりたい自分が見つかります。(注)「本当になりたい自分」を見つける作業が、実は1番大変なのですが…。 なりたい自分が見つかったら、習慣的性格を変えるために、実際に行動を変容させていきます。(注)間違って、気質を変えようとしないで下さいね。気質は変わりませんので…。

上に記した作業を、1人で行うのに困難を感じる方は、どうぞお近くのカウンセラーを訪ねてみて下さい。カウンセラーは、きっと力を貸してくれる筈です。

カウンセリングルームは、性格改善という難しい作業を、安心して出来る数少ない場所ではないかなと思います。カウンセラーは、クライエントがどのような自分を目指せばいいか、どのような行動メニューを持てばいいか、適切なアドバイスをする能力と技術を持っているものですし、挫けて後退しそうになるクライエントを、辛抱強く見守ったり、時には厳しく、時には優しく、励ましたり慰めたりしてくれます。

ちなみに、性格改善を試みて失敗する人は、自分という人間をよく知らないがために、適切な目標を見つけることが出来ず、さらにそのことにさえ気づかず、無駄な努力をして疲れ果て、あきらめてしまう…ということがほとんどです。

性格はスグには変わりませんし、簡単には変わりません。でも必ず変わります。 努力次第で、いかようにも性格(習慣的性格)は変わります。カウンセラーは、そんなあなたのお手伝いをします。

時折、○○性格改造セミナー等で、短期間に性格を変えようとされる方がいますが、それは危険なことです。ほとんどの方は、「一定期間だけ、躁状態になっている」というだけであることが多く、セミナーから帰って来た後は周囲から浮き上がり、やがて躁状態から覚めると、長い鬱状態に陥ります。 私は実際に、そのようなクライエントに会ったことが何回もあります。性格改造セミナーでは、明るい自分・積極的な自分・前向きな自分・プラス思考で物を考えられる自分になるよう、押し付けてくることが多く、その人が本来持っている気質や狭義の人格をほとんど無視しますし、具体的な行動にあたっては、性格改造セミナーの宣伝マン・営業マンになるよう迫ってくるというお粗末なメニューしか用意していません。(もちろん、例外もあります。全ての性格改造セミナーが、そうだとは申しません) やはり性格改造は、その人のペースで、焦らずあきらめず、コツコツ進めるより他ないのではないでしょうか。

性格の変え方については、以上です。 認知の変え方については、性格の部分を認知と読み替えて、お読みいただき、ご理解下さい。

ちなみに、上記の文章を書いた、私(竹内成彦)は、性格に関する本を幾つも出版しています。詳しくは、コチラのページをご覧ください。私は、あなたがカウンセリングにいらっしゃることを心からお待ちいたしております。


Q.精神分裂病(統合失調症)患者も診ていただけるのですか?
A.精神分裂病者(統合失調症者)に対するカウンセリングは、あまり効果が認められておりません。よって、家族のご相談には応じますが、患者本人に対しては積極的には行っておりません。信頼のおける病院・クリニックをご紹介させていただいております。精神病なのかノイローゼなのか、疑わしい時は、一度こちらにお越し下さい。
上の文章は、2000年の夏に書きました。
最近、精神分裂病(統合失調症)の方とカウンセリングする機会が増えました。ご家族の方いわく、「カウンセリングに行った後は、しばらく調子がいいのでお願いします」とのことです。使う療法さえ間違えなければ、カウンセリングは有効なのかもしれません。

Q.カウンセリングルームと病院はどこがどう違うのですか?
A.上記の答えは、こちらに記しました。こちらは私が生きている限り、一生消しません。

Q.カウンセラーは、クライエントを好きなったり嫌いになったりするのですか?
A.はい、ではお答えします。
まず、そのような不安を抱えながらも、勇気を出して率直に聞いてくださったことに、感謝申し上げます。とても大切な質問だと思います。

全然感じないと言えば、嘘になります。でも、私の場合、ほとんど感じません。好きなクライエントも嫌いなクライエントも、苦手なクライエントも苦手でないクライエントも、ほとんどいません。うーん、でも、強いて言えば、そうですね。基本的に私は、クライエントの方、皆さん全員大好きです。ホントです。でなければ、カウンセリングなんかやってられませんよ。自分の回復に向けて努力しているクライエントの姿が、私は、愛しくて仕方がないのです。

ただ、非常に苦しいカウンセリングはあります。それは、カウンセリングが思うように進展していかず、クライエントが回復していっていると思えない時です。そういう時は、クライエントの方に申し訳なく思うし、胸が苦しくなります。(そういう意味では、クライエントのパーソナリティとは全然関係ありませんね)

カウンセリングは日常の人間関係ではありません。私も、私生活では、人にどう思われているか気になることがありますが、カウンセリングでは、全くと言っていいほど気になりません。クライエントが良くなることに、全神経を集中しているからです。ですから、どうぞ安心して、あなたも自分の回復にだけ、神経を注いでください。

カウンセラーのことを好きになったり嫌いになったりするという感情は、抑えきれはしないかもしれません。それは自然なことです。ただ、カウンセラーに対して「このカウンセラーは、私のことをどう思っているだろうか」と気持ちを向けすぎてしまうと、そこにエネルギーを取られてしまい、かえって回復の妨げになってしまうことがあります。

カウンセラーとクライエントの関係は、治療関係です。一種の契約関係でもあります。ある目的を持って始まり、その目的が達成されれば終わる関係です。「関心を持つなと言われても…」とおっしゃる気持ちは、大変よくわかります。無理に感情を消そうとしなくて大丈夫です。ただ、これをひとつの訓練、稽古のような機会だと思って、少しずつ取り組んでみてください。他人の気持ちを覗き見しようとしない。カウンセラーが自分のことをどう思っているか、そこにばかり関心を向けない。そうした練習を、カウンセリングという非日常の空間で、焦らず重ねていってください。その練習は、やがて、日常の人間関係でも、きっと活きてくるはずです。

Q.行政などでやっている無料のカウンセリングと心の相談室withのカウンセリングは、どこがどう違うのですか?
A.あえて言えば、私は、世の中に「無料のカウンセリング」というものは存在していないと思っています。 何故なら、クライエントが遠慮なく言いたいことを言える場が設定されていないのでは、とうていカウンセリングとは呼べないからです。
行政でやっているのは、いわゆる相談業務です。「どうしたいのですか? それならばこうしてみてはいかがですか?」というものです。決してクライエント(相談ではクライエントとは呼びませんが…。ちなみにクライエントとは、来談者という意味です。)に自己洞察など起こさせてはくれないので、自分でもどうしていいかわからないクライエントにとっては、あまりお役に立てない(存在意義がないという意味ではありません)のではないかと思うのです。

それに、相談では心理療法は行いませんし、無意識も取り扱ってはくれません。「無料のカウンセリングなどない」というのはそういう意味です。カウンセリングでは、クライエントはよく、カウンセラーに怒りや憎しみをぶつけたりしますが、(それを専門用語で転移現象と呼びます。治療には欠かせない大切なものです。)それは金銭を払っているからこそ出来るのであって、無料の「教えて下さい」相談で、そんなことをするのは難しいのではないでしょうか。あったとしても、相談者のためにはならないレベルでしょう。無料の相談では、たとえそこで傷つけられることを言われたとしても、「そうじゃありません」と、怒ることはなかなかできないのではないでしょうか。

一方、カウンセリングでは、金銭と引き換えに時間と場所と人を借りているのですから、遠慮なく自分の胸のうちをさらけだしやすいということが言えるかと思います。私は、誤解を恐れずに言えば、一部の行政の無料相談が、世のカウンセリングの発展を妨げてしまっているのではないかとさえ思っています。行政の無料相談に出かけたばかりに、「2度と他人なんかに相談するものか」と思ってしまった人を、私は何人も知っています。とは言いましても、私は、その相談員の方を責めるつもりは毛頭ありません。十分な訓練を積む機会がまだ少ない方(もちろん、例外というものは当然あり、中には豊かな技術をお持ちの方もいらっしゃいます。)が、たまたま相談業務に就かれたという事情もあるのでしょうから、それも致し方のないことだと思っています。

ついでに言っておきますと、病院では、自費でやれば別ですが、保険治療では、満足のいくカウンセリングは行ってもらえません。3分治療で10,000円近く得ることが出来る医師が、1時間で3,000円程度しかもらえないカウンセリングをやることなど、いくらクライエントが望んだところで、現実的には難しいのではないでしょうか。そんなことをしていては、病院の経営という現実的な問題も出てきてしまいます。
医師は、患者の訴えを、特に初診時ではよく聞こうとしますが、それは、どのような薬をどのくらいの量、目の前にいる患者に与えるべきかを判断するためであって、何かアドバイスらしきことを言おうとしているわけではありません。
そして、そのような医師の態度は決して間違ってはおりません。医師は、悩んでいる人のことを、脳という臓器の働きが低下した人だと捉えます。そして、薬物によって治療していこうと試みる人なのです。

私のところへ通っているクライエントが、以前、「カウンセリングやって欲しいんですけれど…」と医師にお願いしたら、「では、入院して下さい。今ならちょうどベッドがあいていますので」と言われたそうですが、病院側からすれば、そうでもしないと、その人をカウンセリングする経費を捻り出せないと判断されたからなのでしょう。

最後に、まとめておきます。 相談(行政の無料相談・テレホン人生相談等)は、「何をどうしたいか?」が頭の中で整理されていて、人の忠告を受け入れる余裕がある方にとっては、とても効果的なものだと思います。(ただし、相談員の方が、あなたより専門知識がある場合に限って、という条件がつきますが…)相談員の方に心理学や精神医学の専門的な知識まで求めるのは、多くの場合、少し酷なことかもしれません。

カウンセリングでは、「何をどうしたいか」が頭の中で混乱してサッパリわからなくなった方や、どうすればいいかよくわかっているけれど出来ない、という方をも対象にしています。また、心の病を抱えるご家族のことで悩んでいらっしゃる方も、どうぞカウンセリングルームにいらしてみてはいかがかと思います。

「ご自分の質問が上記にない」とおっしゃる方は、
こちらからお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。

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