カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋

ガス・おなら恐怖症の治し方

ガス・おなら恐怖症

ガス・おなら恐怖症について書きたいと思います。
ガス・おなら恐怖症とは、「ガス・おならが出て困る」「人前で、ガス・おならが出るのではないか」という不安に苛まれている症状をいいます。す。

 

腹鳴(ふくめい)恐怖症と共に、対人恐怖症の1つとも考えられています。
腹鳴恐怖症とは、人前でお腹が鳴る、もしくは鳴るのではないかと恐れ、人前に出ることができなくなる症状です。

 

この、ガス・おなら恐怖症になるきっかけは、「誰か、人前でおならをした人が、周囲の人から笑われて、恥ずかしそうにしていた」という光景を見て、「自分も人前でおならをしてしまうのではないだろうか、もしもしたらどうしよう、恥ずかしくて生きていけない」と悩むものから、実際に自分が人前でおならをしてしまい、それから人前に出れなくなる…、というものまで様々です。本人が、気にしないようにすれば、それで解決するものであればいいのですが、やっかいなのは、実際におならが頻繁に出てしまう人です。

 

おならとは、医学的には放屁と呼ばれ、成人の方で、1日平均、400~1,200リットル放出されております。成分は、窒素・酸素・二酸化炭素・メタン・アンモニア・硫化水素で、主に臭いの原因となるのは、アンモニア・硫化水素です。

 

「実際におならが出るのであれば、それは心の病とは呼べないのではないか、それは、内科もしくは胃腸科の領域ではないか」と思われるかもしれませんが、事はそれほど簡単ではなく、「おならが出てしまうのではないか」という恐怖心が、実際に腸内にガスを溜めてしまっているという事実があるのです。

 

内科・胃腸科の医師は、「薬だけでは治りません。あなたが『おならが出るのではないか』と恐れているから、腸内にガスが溜まるのですよ。だから、治すためには、おならに対する恐怖心をなくさなければなりません」と説明します。
けれど、実際に、おならが頻繁に出てしまっている人に対し、「おならが出るのではないか、という恐怖心を持たないようにして下さい」と言ったところで、さすがにそれは無理な注文となります。クライエントは、「おならが出なくなるようになれば、少しはそう思えるかもしれませんが、現に実際に出ている状態が続いているわけですから、とてもそうは思えません」と訴えます。

 

カウンセラーは、おならを頻繁にするわけではない人に対しては、なんとかカウンセリングで治す方向に持っていけますが、実際におならをしている人に対しては、「もう少し、医師の方で、おならの回数を減らしてもらえないだろうか」と願ったりします。両方から、見放されたような格好になったクライエントはたまりません。途方に暮れることになります。

 

ガス・おなら恐怖症になる方は、圧倒的に女性に多く、この悩みを誰にも打ち明けることができず、悶々と悩みます。会社を辞めたり、結婚をあきらめたりする女性も少なくありません。ガス・おなら恐怖症が、女性に多い、特にお年頃の女性に多いのは、男性に比べ、羞恥心が強いからだと思われます。

 

思いの他、長くなってきましたので、次のページで更に詳しくお話したいと思います。
症状が深刻な方、お急ぎの方は、お早めにカウンセリングにいらっしゃることをお勧めします。

 

 

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おならは何故でるのか?

「便が出る理由ならわかるが、おならが出る理由がわからない」
という方のために、体内でガスが発生するメカニズムについてお話します。

 

食べ物は、口から入って、食道、胃、十ニ指腸、小腸、大腸、肛門の順で進み、便となって対外へ放出されます。で、実は、消化という過程においては、ガスはほとんど発生しないのです。

 

では、一体どこからガスは来るのか?
実は、その大半は、食事の時に食べ物と一緒に飲みこんだ空気なのです。それらがおならの90%を占めるのです。
そして、残りの10%が、腸内で起こる、食べ物の発酵・腐敗によって発生するガスで、これがおならの悪臭の元なのです。

 

以上のことをまとめますと、おならとは、
①食事の際に、一緒に飲みこんだ空気
②消化活動中に発生する無臭性のガス
③腸内の悪玉菌が生み出す悪臭性のガス
④腸内の分泌物が気化したもの
               であると言うことができます。

 

おならを我慢すると、腹が張る、ぐらいならいいのですが、おならを我慢すると、ガスは行き場をなくし、血液に押し戻されます。すると、血液をろ過する役目を果たしている肝臓にも負担がかかってしまいます。
皆さんもご存知の通り、肝臓の機能が低下すると、糖尿病や高脂血症が起こりやすくなり、動脈硬化につながり、脳卒中や心疾患など大病へとつながる恐れが生じます。ですから、おならを我慢するのは、体に大変よくありません。

 

 

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ガス・おならを恐怖症を治す方法

「おならは何故でるのか?」でおならの正体を知ったわけですから、
おならを出さないためには、つまり体内にガスを溜めないためには、以下の点に注意して生活すれば良いということになります。

 

①食べ物と空気を、一緒に胃に入れないよう、食事はよく噛んでゆっくり摂る。
②腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす。

 

①については、よく理解できると思うのですが、問題は②です。
ここで、悪玉菌と善玉菌の説明をします。
悪玉菌とは、ブドウ球菌や大腸菌などのことで、腸内の老廃物を腐敗させ、数々の有害物質を生み出して腸内を汚すという悪さをします。善玉菌とは、乳酸菌やビフィズス菌などのことで、消化の働きを助け、腸内を綺麗にします。

 

では次に、「どうやって腸内の善玉菌を増やすのか?」という説明の前に、「どうなると悪玉菌が増えるのか?」というお話からさせていただきます。
悪玉菌は、主に精神的ストレスによって増加します。
心身に強いストレスがかかると、胃腸の機能が低下し、胃液や胆汁などの消化液の分泌が少なくなります。そうなると、消化不良により腸内の内容物が腸内に長くとどまるようになり、悪玉菌が増殖するというわけです。だから、医師やカウンセラーは、「おならによる恐怖心をなくせ」というのです。おならに対する恐怖心が、結果的に、腸内の悪玉菌を増やし、おならを発生しやすくさせているからです。

 

お待たせしました。善玉菌の増やし方についてご説明いたします。
まず、自律神経の調子を取り戻すことです。その方法は、規則正しい生活(適度な運動や睡眠)、カウンセリング、自律訓練法、センコツ君など、色々あります。
次に、バランスの良い栄養を摂ることです。食べ過ぎは大敵です。そして、決めては、生きたままのビフィズス菌や乳酸菌と、そのエサとなるオリゴ糖を摂り、腸内の善玉菌を増やすことです。
( ヨーグルトや乳酸菌飲料は、大半は胃酸でやられて、腸に届きにくいという欠点を持っていますが、摂らないよりは、うんと有効です。)

 

では、おさらいです。
ガス・おならを減らすために、
①食べ物と空気を、一緒に胃に入れないよう、食事はよく噛んでゆっくり摂る。
②腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす。
                         以上です。(^O^)/

 

最後に…
症状が深刻な方は、恥ずかしがらずに、どうぞ面談によるカウンセリングを受けて下さい。
遠方にお住まいの方は、1度 電話相談を利用されてみては如何でしょうか。

 

 

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心の金曜日


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