あなたが成功者になりたくないのなら
ここでいう成功とは、「自分の夢を叶えること」です。
ここでは、自分の夢を叶えた人を「成功者」と定義します。
あなたが成功者になりたくないのなら、指導者・助言者は、持たないほうが良い。
指導者や助言者は、あなたを成功に導こうとします。
成功したくないのなら、指導者・助言者は、持つべきではありません。
あなたが成功者になりたくないのなら、指導者・助言者の言葉に耳を傾けないほうが良い。
指導者や助言者は、あなたを成功に導こうとします。
成功したくないのなら、指導者・助言者の忠告や助言に耳を傾けてはいけません。
指導者や助言者が、あなたに何か言ってきたら、「でも…」とか「知ってます」とか言ってやりなさい。そうすれば、指導者・助言者は、口をつぐむでしょう。決して、「はい、わかりました」等と、素直に言うことを聞いてはいけません。そんなことをしたら、指導者・助言者は、調子に乗って、ますます耳の痛いことをあなたに言ってくるでしょう。
成功したくないあなたは、何か、耳の痛いことを言われた時は、議論を吹っかけるに限ります。行動を促されたら、出来ない・やらない言い訳をたくさん言うに限ります。そうやって、指導者・助言者の貴重な時間をどんどん奪っていくのです。そうすれば、やがて、指導者・助言者は、あなたのことをあきらめるに違いありません。
成功したくないあなたは、無責任な友達を持つべきです。
あなたが言って欲しい言葉を言ってくれる友達を持つに限ります。あなたにとって、耳障りのいい言葉を言ってくれるだけの、そんな友達なら、尚いいでしょう。そうすれば、あなたは、今のままでいられます。
友達を持つのなら、出来ればバーチャル(実体を伴わない)な友達のほうがいいです。バーチャルな友達は、あなたのことをよく知りません。あなたの一面しか知りません。だから、とても不的確なことを言ってくれます。そんな友達を持てば、あなたは、成功とは無縁の人生を送ることが出来ます。
上記でいう指導者・助言者とは、「あなたの持っている夢に似たものを、先に叶えた人」のことで、尚且つ、「夢を叶える方法を、人に教えたいと願っている人」のことを指します。
心理臨床家になりたくないのなら、心理臨床家を指導者に持ってはいけません。
そんなこと(臨床家を指導者に持ったら)をしたら、あなたは、どんどん心理臨床家に近付いてしまいます。心理臨床家になりたくないのなら、カウンセリングスクール(学校)の先生だけを、自分の指導者にするべきです。そうすれば、あなたは、見事に心理臨床家から遠ざかります。
※スクールの先生は、臨床経験が少ないことがほとんどです。
現場のことをよく知らないから、不適切なアドバイスを言ってくれることが多いです。
売れないカウンセラーは、売れているカウンセラーに近付いてはいけません。
そんなことをしたら、気分が悪くなりますし、落ち込んでしまいます。売れないカウンセラーは、売れないカウンセラー同士で付き合って、「売れているカウンセラーは、何かズルイことをしている、嘘をついている。」等と噂して、時間を潰すに限ります。「奴らは、ただ単に、運が良かっただけなのさ。」とつぶやきましょう。そうすれば、売れないカウンセラーは、いつまでも売れないままでいられます。
上記でいう売れているカウンセラーとは、儲かっているカウンセラーという意味ではなく、多くの人から必要とされているカウンセラーという意味です。
成功していない者は、成功者に教えを乞うてはいけません。
そんなことをすれば、惨めな気持ちにもなりかねません。
大丈夫です。教えを乞わない限り、成功する心配はありません。
ご安心下さい。成功者に教えを乞いさえしなければ、いつまでもあなたは、成功とは無縁で生きられますから…。
あとがき・・・
珍しく、逆説をいっぱい述べてみました。(そんなに珍しくもないか…!?)
自分で読んでみても、いつになく、皮肉っぽい文章になったなあ…と思います。
最近、若いカウンセラーに会う機会が多かったからかもしれません。
「成功したい」と言いながら、成功しないできない言動を取り続ける方を目にする機会が少なくないです。毎回、非常に残念に思います。
私は、成功するための必須条件として、1番に「素直さ」をあげたいと思います。
成功者をたくさん見てきた私ですが、(おそらく多いほうだと思います)
その道で成功を収めた方は、素直な人がとても多いように感じます。
若輩者の私の言うことにも、熱心に耳を傾けてくれたりして…。
「我以外皆我師」という言葉を思い出したりします。
私もまだまだ成功途上人間です。
もっともっと素直に謙虚に生きていきたいと日々思っている私です。
時に、わかったふうな生意気なことを言ったら、どうぞ優しく叱ってやってくださいね。
言えばわかる人ですから…。(^_^;
★心の相談室with室長が竹内成彦がお送りする「ニュース&レター」のご購読希望の方は、こちらからお願いします。ちょっとだけタメになるお話や情報を(講演や研修の案内)を、いち早くあなたにお届けいたします。
あとがきのあとがき
心弱っている人、心病んでいる人には、上記の文章はきつかったかもしれません。ごめんなさい。私のカウンセリングルーム・私のホームページには、心身共に健康で、「自称、向上心の強い人」が訪れることも多いので、今回はあえて思っていることを書かせてもらいました。
心の金曜日